BLOG

【1次審査に通過しました】第3回京都市「空き家活用×まちづくり」モデル・プロジェクト


空き家×まちづくりモデルプロジェクトの1次審査が10/18に行われました。
応援して下さっている方々のお陰で、無事1次審査に通過することができました。
11/2の2次審査・公開プレゼンテーションに向けて資料作成に力を入れていきます。

10/22は、NPO法人クリエーターズジャパンさんの協力を得て、第1回の空き家改修ワークショップを実施します。
・できるだけ改修費用を抑えたい
・自分達でできることを増やしたい
・地域内と地域外の人が交流する場をつくりたい

こういった想いから、母屋以外の部分の手入れや修理を行うボランティアを募り、皆で知恵を出し合い、何ができるかを模索していくためのワークショップを企画しました。
ワークショップの企画は初めてのことで分からない部分も多いのですが、たくさんの方に助言・協力をいただいて、準備を進めることができました。

今日は空き家で食器洗いをしていたら、元郵便局時代に26年働いていたという地元の方が覗きに来て下さいました。
1949年(昭和24年)に逓信省が郵政省と電気通信省に分割されるまでは郵便局で電話の交換の行っていたそうで、当時の貴重なお話を聞くことができました。
「この部分は事務所で、ここは局長の席だった」
「ここは電話交換台が置かれていた」
「夜に電話がかかってくることもあるから、交代で(離れに)寝泊まりしていた」
など…
空き家の持ち主さんのことは赤ちゃんの頃から知っているそうで、「よく抱っこしていた」とも。

私はご縁があって鶴野の空き家に出会うことができましたが、人が住んでいた時代を全く知りません。
元郵便局だったことと、明治時代には造酒屋(菊屋という屋号だったそうです)であったことは既に知っていましたが、実際に働いていた方からお話を聞くのは初めてでした。
よく知っている人から昔話を聞くことで、当時の生活を鮮明に思い描くことができ、とても嬉しくなりました。

プロジェクトに応募すると決めてから、多くの新しいご縁をいただいてきましたが、黒田にゆかりのある方は皆、元郵便局のことを知っておられ、何度も足を運んでおられました。
空き家の様子を見に来て下さった方は「懐かしい」とか「こんなことがあった」とお話して下さいます。

本当にたくさんの人を迎えてきた家なのだと実感します。
多くの方に大切にされ、愛されてきた家です。
そんな家に私が住むなんて畏れ多いことかもしれませんが、地域の方の声に真摯に耳を傾け、今後何十年何百年先も大切に、愛していきたいと思います。

地域の方々の語りは、できる限り記録して、後世に残していきたいです。