第四回ワークショップ終了しました!
京北くろだ里の駅プロジェクトの川口です。7/29に第四回目となるリノベーションワークショップを開催しました。
今回は
◆オイルステイン塗り
◆流しそうめん
◆川遊び
の三本立て!
まずは離れの改修。
色あせた柱や扉にオイルステインを塗っていきます。
子ども達も刷毛を持ってみんなでぺたぺた…
全て塗り終えることはできませんでしたが、途中まででも一気に高級感をまとった気がします!
冬に塗った漆喰の白との対比も見事で、古民家の美しさが増しました。
流しそうめんの準備も着々と進みます。
野菜やお米はほぼ全て京北産。
カラフルな夏野菜と、晴天の夏空…目に入る景色もごちそうです。
ねぎ、しそ、みょうが、しょうが、わさび、きざみのり、そうめんかぼちゃ、トマト、きゅうり、オクラ等…たくさんの薬味を用意して、江戸時代・文化四年生まれ(なんと210年前!)の漆のお椀につゆを入れてスタンバイ。
今回の一品は、12月のワークショップの際にみんなで植えた玉ねぎをコンソメ煮にしたものと、万願寺と豚肉の塩麹炒め。こちらも好評でした。
そうめんが茹であがるのを待って流し始めると、大人も子供も一列に並んでそうめんを待ち構えます。
ゼリーやミニトマトも流して、楽しい夏のお昼ご飯となりました。
お昼からは川遊び!
黒田を流れる上桂川は嵐山・渡月橋に至る川の最上流域で、川底を泳ぐ魚が見えるほど綺麗です。
流れが緩やかな浅い場所から、大人でも足のつかない深い場所まであって、いろんな遊びが満喫できます。
泳ぐのはもちろん、網で小魚を捕まえたり、深い場所に飛び込んでみたり、うきわに乗って流されてみたり、服のままで足を水につけたり、河原に腰をおろして水音を聴いているだけでも癒されます。思い思いの楽しみ方で夏の午後を過ごしました。
参加者からは
「京北にこんな場所があるなんて知らなかった」
「時間を忘れて、ゆっくり自然を感じで過ごせた」
「川がとても綺麗」
「甘みがあって野菜が美味しい」
「初めて来たけど、とても落ち着く」
「童心に返って楽しんだ」
「季節ごとに良さを感じる」
「黒田へ来る道中に、季節が移り変わるのを見るのも楽しい」
など、嬉しい感想が寄せられました。
黒田の方からは、「京北はもともと美山への通過点だったが、ここをとどまってもらう場所にしたい。一度来た人がリピーターになって、盛り上げてほしい」などのお話をしていただきました。
私が黒田に初めて来たのが約9年前、それから毎年遊びに来ることを続け、「また来たい場所」がいつしか「住みたい場所」になり、とうとう「住んでいる場所」になりました。まだ移住して2カ月ほどしか経っていませんが、控えめに言っても「黒田暮らし最高!」と毎日思っています。この場所で何年先も何十年先も自然を感じながら暮らしていけるよう、地域内外の交流を続けていきたいと改めて感じました。
今後も黒田の美味と自然を味わっていただきながらのワークショップを開催していきますので、里の駅づくりに関わっていただけると嬉しいです。参加者の皆さま、準備や運営に関わって下さった方、備品を貸していただいた方、どうもありがとうございました!
- 流しそうめん用の竹や台は、「空き家活用×まちづくり」モデル・プロジェクトの先輩でもある恋咲楽さんと、地元農家さんにお借りしました。
- after!大変身を遂げました。
- 離れのbefore
- 油圧式の手動薪割り機。子どもも次々割ってくれます。
- 手動の薪割り機で薪割り体験もしていただけます。
- 黒田自治会長やおーらい黒田屋役員さんもお迎えして、今日の感想を共有します。
- 泳げるくらい深いところも膝下くらいの浅瀬もある楽しい水遊び場です。
- 深いところでは飛び込みもできます。
- 水中メガネで川の中をのぞいて、魚を捕る子どもたち。
- 広い河原で豪快に川遊びができます。
- 上流は子どもたち、下流は大人…なので大人はなかなかそうめんにありつけません(笑)
- そうめんの準備もスムーズに完了!
- カラフルなトマトが流れさるのを待っています。
- 窓枠にも丁寧に塗っていきます。
- 大勢でやるとわずか1時間くらいでこの通り。
- 子どもも一緒に作業をすると楽しいね。
- オイルステイン塗りスタート!